とんちゃんの顎関節症日記　4ヶ月目

■2003/06/02（月）実家の近所の歯科へ転院。

実家の近所の歯科に転院する。私が想像していた以上にすばらしい先生！こう言えるのは、ドクターショッピングの果てにこの先生に再会したから。子供の頃から結婚するまで、この先生しか知らなかった時は、この先生がどんなにすばらしい先生か分からなかった。今日は「先生が引退するまでここに通い続ける」と決心する。その最大の決め手は私と先生の歯に対する「考え方」が同じだから。「できるだけいじらない」1時間半も話をしてくれる。先生はその間私の全身の様子を観察。私のことを「顎関節症ではない」と言う。私が大きく口を開ける時、半ばで一度止めて、再び開け始めるクセがあるのを見た先生は「大口を開ける時は一度に最後まで、バッと開ける」と指導。上下の歯の型をとる。全体のレントゲンを撮る。※私が大口を開けるとき半ばで一度止めるのは、痛みがあって口を開けるのが怖いから。先生は「脳がそれを覚える」と言う。

■2003/06/03（火）クリック音が激減。

今日から、すごい勢いで口を開ける。（大きな口を開けるのは歯を磨く時のみ）最初の1回だけ音がする。2回目からはもうしない。以後、クリック音は激減する。

■2003/06/04（水）クリック音実験。

実験。すごい勢いで口を開けクリック音が鳴るか。朝昼夜各1回。朝=左のみ鳴る。昼=鳴らない。夜=右のみ鳴る。

■2003/06/05（木）横向き寝が出来る。

夕食後、横向きに寝てみる。顎関節痛むが寝られないことはない。その後入浴時、少し痛む。夜、右顎関節がミシミシと鳴る。勢いよく口を開ける実験の為か。実験は止めよう。

■2003/06/06（金）清掃。

昨夜、顎関節がミシミシ言っていたせいか。今朝から痛む。実家の近所の歯科。第2回目。清掃する。青い大きなガムみたいなもので歯型をとる。夜、歯磨き時、クリック音はポキッという大きな音ではなく、ゴキッという鈍い小さな音に変わった。

■2003/06/07（土）実験し過ぎ。

あくび時、大きな口を開けてみる。痛み出す。今まで通り、下顎の先にこぶしを当てて、大きな口を開けずにあくびをしよう。昼食時、大きな口を開けて食べてみる。ひと噛みごとにポキポキ言う。今まで通り、食べ物を小さく切って口に押し込む方法で食べよう。夜歯磨き時、3回大きな口を開けた。2回はポキッと言ったが、3回目はクリック音はしない。

■2003/06/08（日）痛みで目が覚める。

朝、右顎関節の痛みで目が覚める。その後、平気。夜歯磨き時、大きな口を開ける。1回目クリック音なし。2回目左のみクリック音。その後、左顎関節痛む。

■2003/06/09（月）あくびはどうしても音がする。

右顎関節いつも少～し痛い。あくびはどうしてもゆっくり口を開ける為、ポキと言う。

■2003/06/10（火）左を下にして寝られる。

右顎関節、一日中いつも痛い。夜、ハーブティーを飲んだら痛みがとれた。勢い良く大きな口を開けると、音とがしないことが多い。夕べちょっと左を下にして寝る。左なら出来る。

■2003/06/11（水）久しぶりに昼寝。

一日中、右顎関節少し痛む。夜、ハーブティー飲んだら痛みがとれた。2～3時間昼寝をする。とても久しぶり。クリック音が激減しただけでも、先生に感謝。

■2003/06/12（木）歯科通い終了。

実家の近所の歯科へ行く。清掃だけで終わり。「また、何かあった時に来てください」と言われる。

■2003/06/13（金）右を下にして寝られた。

朝方、夫が「歯ぎしりしている」と私を起こした。その時、右を下にして寝ている。右顎関節の調子は良い。うれしい。夜から、右顎関節が痛む。結構痛い。

■2003/06/14（土）ハーブティー効果薄れる。

一日中、右顎関節が痛い。少しだが、結構辛い。早々とハーブティーを飲む。効果あり。が、しばらくしたら痛み出す。でも今日はましな方だ。がんばるしかない。痛～。

■2003/06/15（日）ハンバーガーは無理。

渋谷へ行く。一日中、顎関節が結構痛い。ハンバーガーを食べてみた。右顎関節だけ一口ごとに「ゴニュッ」という小さい鈍い音がした。「ポキッ」とまでは言わない。無理みたい。やはり、一口サイズにちぎって食べる。

■2003/06/16（月）いつもこれくらいなら良いのに。

仕事が忙しいためか。顎関節の痛み、ごくごく少し。いつもこれくらいなら良いのに。夜もまあまあ良い。横向き寝もできる。

■2003/06/17（火）三叉神経痛か？

夕べ、歯を磨かないで寝たせいか。顎関節の調子悪い。朝方、7時に起きて磨く。一日中、右顎関節痛い。右顔面にピリッと電気が走るような痛みがある。「三叉神経痛」かと思ってしまう。※結果 /顎関節症による「筋肉痛」です。

■2003/06/18（水）ハンカチ指カム体操。

仕事が忙しいためか。一日中、痛くなかった。「ハンカチ指カム体操」をしてみる。 ※注/日本顎関節症リハビリ研究室よりhttp://www32.ocn.ne.jp/~tmdimpant/tmd01/09kamukamutai.html「口をかすかに開けて、指4本ぐらいを下の歯の前歯の上にのせる。口を閉じるように、指を噛むように、力を5秒ぐらいいれる。あごを閉じようとすることに、指で抵抗。あごは咬もうとし、指は抵抗して開けようとする、静止状態。3～4回。痛みがでる時はしてはいけません。強さは各自工夫する」 ※結果/効果あり。2003/10/27から現在（2004/12/15）まで1日2回行っている。が、この時期は顎関節症を悪化させるような気がしたので止める。

■2003/06/19（木）夕食後痛む。

昼間は平気。夕食後から痛む。

■2003/06/20（金）インターネットで痛み緩和。

一日中、顎関節がとても痛くて、苦しい。こんな痛みが毎日だったらノイローゼになりそう。ハーブティーも効かない。深夜、あんまり苦しいので、インターネットを立ち上げ、顎関節症のホームページを見る。楽になる。肉体的な痛みも、精神的ノイローゼも緩和する。

■2003/06/21（土）仕事は鎮痛剤。

仕事が忙しいせいか。顎関節の痛みは一日中少し。帰宅したら、痛み強くなる。

■2003/06/22（日）大掃除で大悪化。

朝起きた時は顎関節、痛くない。夜に向かって痛くなってくる。午前中は痛みなし。午後、顎関節症になって始めて、台所のガスコンロ周りの大掃除をする。大変悪化する。右顎関節、右腕、電気がピリッと走るような痛み。右の肩凝りもひどい。横になると良くなる。

■2003/06/23（月）気持ちの悪い痛み方。

仕事が忙しいためか。右顎関節の痛み、一日中少しだけ。一度、右うしろを振り向いた時、神経が痛むような気持ちの悪い痛み方をする。※結果 /咀嚼筋の筋肉痛です。

■2003/06/24（火）仰向け寝は顎関節に良い。

たっぷり昼寝をする。その為か、顎関節の調子が相当良い。一時、右顎関節が痛かったが、治った。※注/仰向けに寝る姿勢は下顎にとってリラックスできて良い。今日から枕変える。人工工学に基づくという低めのコルマビーズ枕だ。