君平さんのファンの部屋(2002年)
こんにちは、風信子(ふじこ)と言います。こちらにメールは初めてですが、童話館
へは、十年くらい前に行ったのがきっかけとなり、結婚するまで一年に数回は訪ねて
いました。かつて仕事での挫折と孤独感でいっぱいだった頃、本屋で出会ったくんぺ
いさんの詩。その場で涙があとから後からこぼれてきて、止まらなかったこと、今で
も憶えています。それからの私は、くんぺいさんが大好きになって、元気にもなって、
いろんな人と出会い、結婚して、生まれた子供をつれて童話館を訪ねた時、何だか里
帰りした心持ちでした。
私が初めて出会ったくんぺいさんの詩は、「新宿」と、「を」です。泣き虫なわたし
は、今でもこれらの詩をよむと、泣いちゃうのです。わたしを支えてくれた友達みた
いな詩ですから。
はじめまして、、、4月から中学1年生になる娘がいるママです。
実は昨年のGWに、家族でクンペイさんの童話館に行きたくて予定を立てたのですが、
お宿が取れず泣く泣くあきらめてしまいました。
今年は是非と気合を入れて計画中です。主人と娘に「早よ〜休みを教えろ・・・」とせかしております。
実現するといいな〜
クンペイさんの絵は上前淳一郎さんの 読むクスリ で知ったのがきっかけです。
だから何年前からなのか自分でもわかりません。
英子さんの童話館物語を読み返しながら「いつか行きたい」とそればかり思っています。
お花がいっぱい咲く頃お伺いします。
景子ママより
今年ももうすぐオープンですね。
毎年春が来ると「さっ!今年も童話館にいくぞ!」ってはりきれます。
来月あたり遊びにいけそう。
今回は、自分のリラックスと「胎教」を兼ねて。
「産まれてくる子のために」っていう大義名分で
くんぺいさんの本たくさん買えそうなのがうれしいかも。
気合い入ってます。
あ〜うれしいなったらうれしいなん。
童話館のまわりには、お花咲きはじめてるかなぁ〜。
「詩とメルヘン」でHPの存在を知りました。
(1月号の風の広場の冒頭に私のつたない
文が載りまして、贈答としていただいたのを
読んだのがきっかけです。)
あまり熱心なファンと胸をはって言える程の
者でもないのですが、くんぺい童話館には
10年ほど前に主人と行きました。自分たち
以外に客はなく、英子さんが「くんぺい童話
館へようこそ」と笑顔であいさつしていただ
いたにもかかわらず、私も主人もなんだか
所在なさを感じ、思ったような言葉が出なく
て、きっと、やりにくい客だと思ったのでは
ないか?と、今でも思い出すと気恥ずかし
いばかりです。そのとき、主人が読んだ
君平さんの作品で題名は覚えてないので
すが、「君の好きなところは、じゃんけんで
いつもチョキをだすところ」と言った意味の
文章があって、当時、主人は「おまえみた
いだな」と言ったのをいまでも覚えています。
(主人は忘れてるかも知れませんが。)
昔ばなしになってしまいましたが、またいつか
メールさせていただきます。
こんにちは。
去年の9月にメールをした、いしだかなです。
3年生になりました。
このあいだ3年生で使う新しい教科書をいただきましたが、道徳の教科書をみてびっくり!!!
くんぺいさんの「月曜日の朝」というお話が出ていたのです。
先生やお友だちに「ひがしくんぺいさんは、わたしとお母さんが大すきな人」ということや「小淵沢のどうわかんにも行ったことがある」ということをおしえてあげました。
お友だちもみんな「月曜日の朝」が大すきになったよといっていました。
「のぼるはがんばる」がもう買えないとわかったときは、かなしかったですが、こんどはとてもうれしいきもちになりました。
娘が通っている小学校の道徳の教科書に君平さんの名前を見つけびっくり!!!
頁を繰ると君平さんの暖かな絵と文・・・。
千代田区もなかなかやるわね!と娘共々大喜び!
春の我が家の重大ニュースでした。 母
先日、(4/11)宣言通り、童話館にお邪魔してきました。
前から「行きたい、行きたい」といっていた友人を連れて。
オープンして間もないのと平日の午前中だったというので
童話館はとても静かで、1時間ほどゆ〜ったり過ごすことができました。
英子さんは確か、お庭のおていれをされていたような。
驚いたのは、去年まで木が茂っていたところが、すっかり切り開かれていて
広々としていたこと。(童話館駐車場に面したところ)
行くたびにかわっているので毎回訪れるのが楽しみです。
「今年こそは『ロッジ』に泊まるぞ!」と張り切っていたのですが
思いがけず子宝を授かり行けそうにありません。
かわりに、産まれてくるこのために…と「あかちゃんえほん」を買い込みました。
来年は、子供と一緒に遊びに行かせていただきますね。
素敵な時間をありがとうございました。
ここ数日、寝る前に昔買った「東 君平の世界」を
読み返しています。この本は何かあるごとに読み
返しては私の心の支えになってくれました。
君平さんの生い立ちもやはり何度か読んでいた
はずなのですが、昭和15年1月生まれと書いて
ある1行目を読んで、父と同じなのにはじめて気
が付きました。父はやはり昭和15年の3月の生
まれなので学年もいっしょです。
君平さんが亡くなられた昭和61年、私はまだ高
校生でしたが、父がまだ40代だったなんて・・・
現在、主人が40代なので、それを思うと、何と言
うか?複雑な気持ちになってしまいました。
父は現在62歳。髪の白髪が目立ちます。
「おはようどうわ」の中の「とき」は、この数ヶ月の
私の心情に実にぴったりハマってました。
先月、生まれ故郷に行った時。
メル友になるはずの人に、つきあいを断ち切られた時。
大切なもの、なつかしいものがなくなった時。
いつまでも、それにすがっても仕方ない事を知るの
ですね。
6月 初夏 草笛
飯田市の子どもの本の研究会のメンバーさんからのメール (2002.7.5)
です。
今日押しかけた飯田市の子どもの本の研究会のメンバーです。皆くんぺいさんの詩や絵本が大好きで、昨年の研究テーマの一作家として取り上げたほどです。くろねこかあさんが大好きなメンバーは黒いパネル布を切り取って自作のパネルシアターを作って、読み聞かせの時間に使ったりしています。今日もくんぺいさんの24歳の時の幻の絵本『ビリビリ』をもとめてきましたが、黒の印画紙を破いていくだけのストーリーなのに、無限の想像が広がっていくその世界に、思わず引き込まれてしまいました。
今日は、館長の英子さんのお話しも聴くことができ感激しました。第一の感想は、「こんなきれいな日本語久しぶりに聞いたな」でした。そしてくんぺい童話館設立のときのお話しや、生前のユーモア溢れるエピソードや、時々訪れる「くんぺいさん」のことなど、お聞きしたことが胸の引き出しに、宝物のように今輝いているのでした。
お昼のお弁当はお庭のベンチでいただいたのですが、数え切れないくらいの様々な花たちを(中には雑草でさえ)いとおしむように咲かせている庭にもくんぺいさんの優しさが溢れているようにおもえてなりませんでした。
本当にすばらしい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
いしだかなの母さんからのメール (2002.8.18) です。
いよいよ明日から娘と2人で小淵沢です。
昨年に続き2度目の童話館・・・そして5月の塩沢湖の喫茶童話館を
入れると、君平さんの暖かさを感じに行くのは3度目です。
今日は興奮してなかなか眠れません。
帰宅しましたら、まだ行かれていない方に少しでもおすそ分けしたく
報告させて戴きます。 いしだかなの母
(C) 2002 Eiko Higashi, Artless Art Studio.